“一期一会”
手仕事ならではの味のある風合い
素朴で温かい色合い
年月とともに変化する深み
かつて人びとは、身近にある自然物で生活に必要な物を作り、それを活かして暮らしてきました渋柿の果汁で作られた柿渋もその一つ。現代の私たちは科学製品の便利なものに囲まれていますが、柿渋染め塗りの素朴で温かい風合いや色が安らぎを与え、工芸品や手工芸品、建築などに愛され続けています。
また今後はサスティナブルな観点からも柿渋の魅力が見直されていくでしょう。
光と風の染め「柿渋染め」
Dyed
柿渋染めは光と空気に触れる反応で発色させます。そのため気温、湿度、太陽のあたり方で色の出方が変わります。そして時間とともに少しずつ、少しずつ発色し変化していきます。同じもの、色はなかなか作れません。“一期一会”柿渋染めの魅力です。時間とともに変化して育てていく楽しさを感じてください。
自然塗装「柿渋塗り」
Paint
柿渋は漆とともに古くから使われてきた日本古来の天然塗料です。柿渋は漆より安価で扱いやすいことから木工品や木造建築の中で重宝されてきました。木材に塗ることによって、防腐・防水・抗菌作用等が得られ、シックハウス症候群の元となるホルムアルデヒドを除去する作用があります。近年、人体に影響することなく、環境にも優しい素材として注目されています。
柿渋染めの風景
Process
また柿渋染めの方法についてもお伝えいたしますので、お問い合わせください。